日本酒の話

清酒(日本酒)の効果


酒イメージ 豊かな自然の恵みと日本人の知恵の結晶である清酒(日本酒)には、女性に特にうれしい肌の美白効果や保湿効果があります。これは清酒の原料である“米こうじ”に由来するアミノ酸や有機酸などの100種類もの有効成分の働きによるもので、実際に多くの化粧品に応用され市販されています。清酒(日本酒)には「抗菌化作用」があり、さまざまな病気を誘発する悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを高め、動脈硬化や心筋梗塞などの発症リスクを低下させてくれます。おいしく飲める適量の清酒は、体内で素晴らしい働きをしてくれます。

日本酒と健康


酒イメージ 日本酒はお米を発酵させ、それを搾ったまま飲む「国酒」です。日本酒には有機酸、アミノ酸、ビタミンなど微量成分が100種類以上含まれています。これが疫学的研究やがん細胞増殖抑制実験で、がんの発生率や死亡率を軽減するとの成果が発表されています。世界的に見ると日本人の飲酒率は高い方ですが、肝臓ガンでの死亡率は低くなっています。また肝臓ガン死亡には地域差があり、日本酒などの醸造酒を多く飲む地域では蒸留酒の消費量が多い地域に比べて肝ガンの死亡率が低いという地域特性があるそうです。

またアルコールには1gにつき約7kカロリーあり、これはどのお酒も同じです。日本酒は蒸留工程(アルコール分のみを取り出す操作)がない分、蒸留酒よりも少し多めに各種糖分が含まれていますが、1L当たりの総カロリー数では蒸留酒と極端な違いはありませんし、摂取カロリーは飲んだお酒に含まれるアルコールの量に比例しますので一概に日本酒だけがカロリーが高いとは言えません。お酒のカロリーよりも一緒に食べる物のカロリーの方が影響が大きいという報告もあります。日本酒には各種糖分が含まれていますので糖尿病の方に敬遠されがちですが、日本酒と糖尿病に直接的な関係はありません。日本酒には血糖値を下げるインスリン様の物質が含まれていることが発見されています。
日本酒と健康については日本酒造組合中央会のホームページにも詳しく掲載されています。

長野県の酒造り

長野県では全国的にも有名な「美山錦」をはじめとして多くの酒米が栽培され、酒造りの根幹を担っています。また県内には多くの山脈があり、山肌を伝って流れる水は長い年月をかけて地上に姿を現します。各醸造元では質の高い清涼な水を水源に酒造りを行っています。これらの原料と冬季の寒冷な気候に恵まれた中で長野県の酒は造られます。米のうま味を活かした、綺麗で上品な酒が多いことも特徴の1つです。長野県には東洋一の規模と品質を誇るアルプス搗精工場(精米工場)があり、弊社では使用する米の全量をそこで精米しています。この存在が長野県清酒の品質向上に大きな役割を果たしています。

日本酒の日

日本酒造組合中央会では1978年(昭和53年)以来、10月1日を「日本酒の日」に制定しました。酒という字は、「酉」(とり)に由来します。「酉」は古代中国の暦学から生まれた十二支の10番目であり、また「酉」の文字は、酒壷の形をあらわす象形文字で、酒を意味します。日本独自の文化から生まれた世界に誇る日本酒で今夜も乾杯!
おいしいお酒の話:お酒の温度帯と味わい

アルコール飲料はお料理の味を引き立て、食事をいっそう楽しくする名脇役です。 日本酒は冷やしても、常温でも、温めても楽しめる世界でも珍しいお酒です。 お燗は江戸時代中期以降一般的になり今日まで続いている日本の食文化です。 お燗をすることにより味や香り、コクなどの、旨味がより一層引き出されます。 アルコールは人肌程度の温かさで胃の中に入ったときに早く吸収されやすく、自分にあった適量飲酒量で楽しめます。 一方冷やしたお酒ではシャープな味わいになり雑味や甘味が抑えられスッキリとした飲み口となります。 ただし常温やお燗の酒にくらべて酔いのコントロールが難しく、飲みすぎてしまいがちです。 ご注意ください。

お酒の温度によって以下のような呼び方があります。

雪冷え・・・5℃以下
花冷え・・・10℃程度
涼冷え・・・15℃程度
日向燗・・・30℃程度
人肌燗・・・35℃程度
ぬる燗・・・40℃程度
上 燗・・・45℃程度
熱 燗・・・50℃程度
飛び切り燗・・・55℃以上

各温度で味と香りが微妙に変わります。それぞれのお酒に合った温度帯を探してみるのもお酒の楽しみのひとつです。

おいしいお酒の話:おつまみ


アスパラ 飯山は日本一のグリーンアスパラガスの産地です。このアスパラガスを丸ごと一本フライにし、熱々のところにチョッとソースをかけていただく。キリッと冷えた五年熟成純米吟醸古酒“ 澍(じゅ)”がとても合います。

“川は長野から流れゆく美しき水で醸すこの旨き酒”
今が旬の夏野菜と酒粕を使って一品。味噌の「きゅうりもみ」に“北光大吟醸酒粕”を少量加えると風味が一段とまろやかになり、いくらでもおいしくいただけます。もちろんよく冷えた生酒にぴったり合います。お試し下さい。

“酒粕”は酒のもろみを濾したとき(上槽といいます)に分離される固形物のことで、板状になっていることから別名“板粕”とも呼ばれています。この時期には鍋物、煮物、あま酒等に重宝する健康的な自然食品です。

おいしいお酒の話:和らぎ水


水 “日本酒ときどき水”をキャッチフレーズに、「和らぎ水」が推奨されています。これは日本酒と冷たい水を交互に飲む飲み方です。水を飲むことによって、深酔いせず、料理やお酒のおいしさがいっそう引き立つようになります。楽しく健康的な新しい飲酒スタイルですので、日本酒を飲むときはぜひお試しください。

日本酒の歴史

日本酒の歴史については、いつ頃から米を原料として酒を造るようになったかは定かではありません。文献によると平安時代中期(10世紀ごろ)にはすでに現代の酒とあまり変わらない製法でいろいろな酒が造られていたと記されています。

昔から酒造りは“、一こうじ(麹)、二もと(酛=酒母)、三つくり(造り)”といわれます。白米を蒸してこうじを造り、このこうじで蒸し米を糖化しながら酵母を培養して酒母を造り、さらに酒母に蒸し米・こうじ・水を三段で仕込み、もろみを造り上げます。

ことわざに「酒は百薬の長」があります。これは漢書のなかの『食貨志』にある「塩は食肴の将。酒は百薬の長、嘉会の好。鉄は田農の本。」からきています。すなわち、酒は最高の薬であるとともに嘉い会(祝宴等)に欠かせないものという意味です。

人間の体はアミノ酸が必要ですが、お酒の中で特に多くのアミノ酸を含むのは日本酒です。日本酒に含まれるアミノ酸は動脈硬化、心筋梗塞、肝硬変や健忘症など、多くの生活習慣病の予防に有効だと解明されています。

日本酒が生んだ世界に誇る文化と英知の結晶=日本酒(國酒)を今後もご愛飲願います。

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