直営店は、下記の日程で休業いたします。
12月1、8、15、22日
1月1、5、19、26日
都合により早仕舞いや臨時休業を頂く場合もございます。詳しくはお問い合わせ下さい。
蔵見学は現在行っておりません。
長野県飯山市大字常郷1147
TEL:0269-65-2006 FAX:0269-65-4607
営業時間 9:00~18:00
JR戸狩野沢温泉駅より車で3分、徒歩約15分 上信越自動車道 豊田飯山ICより車で20分
蔵見学は現在行っておりません。
明治2年(1869年)創業。新潟県との県境、冬の間3メートル以上の雪に覆われる日本有数の豪雪地域長野県飯山市に所在する県内最北端の蔵元です。創業者の「地元の人たちに愛されてこそ本当の地酒である」を理念に地域の方々を始め、この地方を訪れるお客様に飲み継がれてきました。 北光正宗は北の夜空に光輝く柄杓型をした北斗七星より命名いたしました。厳寒の澄みきった空気と日本有数のブナの原生林をいだく麗峰 鍋倉山より湧き出でる清らかで豊かな水と、高精白の長野県産好適米である「金紋錦」「美山錦」「しらかば錦」「ひとごこち」をふんだんに使い、20代の飯山杜氏・村松裕也の技術と、蔵人達が長年培った経験と情熱を酒造りに注ぎ込んでいます。
創業者である村松彦三郎は現在の蔵元所在地で米穀商を営み、屋号を「こくや」とよんでいました。酒造業は明治2年から始めたと言われています。創業当時は蔵元所在地の「今井」という地名から命名した「今泉」の銘柄で営業をしていまいたが、その後「北光正宗」と改称しました。当家の仏壇の引き出しから初代・村松彦三郎が書いたと思われる「明治弐年 我慢 彦三郎」という書が出てきました。そんな思いのもと、酒造りに向かったのでしょう。
酒造業を始めるに当たり、近くのお寺に屋号をつけてもらうため相談に行ったところ、「門口」(かどぐち)をいただいて来ました。当家のある場所はそのお寺へ続 く参道のちょうど入り口のかど(門)に位置するから、ということだそうです。しかしそれではチョット直接的すぎるのでは・・・?という訳で「門口」ではなく「角口」としたといわれております。当時は「今泉」という銘柄で営業を始め、その後「北光正宗」と改称しました。尚、当社は昭和29年10月に法人化し、現在の社名となりました。
初代 村松 彦三郎
2代 村松 源作
3代 村松 憲太郎
4代 村松 一郎
5代 村松 茂樹
創業以来一貫して真摯な経営を続けたことが高く評価され、昭和59年に堅実で健全な企業の証であり、全法人のごく僅かしか認定されない『優良申告法人』の表敬を初めて受け、4期連続してその栄に浴しております。これも弊社の酒造りに対する企業姿勢です。弊社は今後も更に精進を続け、日本が生み出した伝統文化・地酒を真面目に造り続けお酒を通して楽しく和やかな生活の演出をお手伝いして参りたいと思います。
『優良申告法人』の表敬
1期目 昭和59年11月13日
2期目 平成元年6月19日
3期目 平成6年6月3日
4期目 平成11年5月28日
長野県には酒造りの職人(蔵人)を多く輩出している地区が4つあり、それぞれの地区で酒造技術の向上等を目的として活動しています。名称を飯山醸友会、小谷醸友会、佐久醸友会、諏訪醸友会といいます。 お酒造りに携わる蔵人の中での最高責任者を杜氏(とうじ)と呼びます。杜氏はお酒の製造・管理だけでなく、酒造りのスケジュール管理や各蔵人の健康管理など様々な面で蔵全体を取りまとめています。製造する各酒の中でも吟醸酒クラスのお酒は、杜氏の技術と思いが特に色濃く反映されたものに仕上がっています。
角口酒造店杜氏 : 村松 裕也
1984年生まれ・経営者杜氏
飯山醸友会所属・飯山杜氏
清酒専門評価者(Sake Expert Assessor, NRIB)第24号認定
https://www.nrib.go.jp/sake/seminar/ssh_info.html
「キレの良い酒造り」と「コンセプトに沿った酒造り」の2つを念頭に製造にあたっています。
毎日飲んでもらう普通酒から鑑評会用の大吟醸まで、可能な限り丁寧に手をかけて北光正宗を醸しています。
奥信濃の地酒『北光正宗』は、長野県北部・新潟県境の雪深い「みゆき野」で生まれます。厳寒の澄みきった空気と日本有数のブナの原生林をいただく麗峰・鍋倉山より湧き出る清らかで豊かな水、恵まれた自然の中で高精白の長野県産酒造好適米である「金紋錦」「美山錦」「しらかば錦」をふんだんに使い、杜氏・蔵人がていねいに育て上げました。
『北光正宗』は、北の夜空に光り輝く杓型をした北斗七星より命名いたしました。
長野県飯山市の北端、雪深い太田今井の地で米穀商を営み、屋号を「こくや」とよんでいましたが、酒造業を始めたのは今から140年前の明治2年からで、今の蔵元で5代目となります。創業当時は地名から命名した「今泉」の銘柄で営業をし、その後「北光正宗」と改称しました。
当社は昔ながらの寒仕込みを続けております。一年中販売するお酒を冬期間にすべて造ります。造り酒屋ではその年の7月から翌年の6月までを一年とし、これを酒造年度(BY:ブリュワリーイヤー)といいます。即ち、今年は平成22酒造年度の酒造りということになります。
弊社は長野県内産の酒造好適米(酒造りに適したお米)の中で珍重される金紋錦を使用している蔵元です。
金紋錦は長野県農事試験場で、“たかね錦“と“山田錦“の交配によって産まれた長野県が誇る酒造好適米であり、現在では日本国内で数社のみが使用できる希少種です。
過去には県内で広く使われていましたが、酒質のニーズや他の酒造好適米の台頭などにより石川県の酒蔵ただ一社のみが契約栽培で使用していました。
出来上がったお酒は味の広がりがあり熟成に耐え、さらに熟成による酒質の向上を期待できる優れた酒米です。
株式会社 角口酒造店
〒389-2412 長野県飯山市大字常郷1147
TEL 0269-65-2006
FAX 0269-65-4607
https://www.kadoguchi.jp
info(at)kadoguchi.jp
代表者名 村松茂樹
業務内容 清酒製造
創業 1869年(明治2年)
設立 1954年(昭和29年)
・長野県酒造組合(長野県の酒造メーカー全体の組合)
長野県酒造組合は弊社を含め県内約90の清酒・焼酎を製造する酒造会社が加盟しています。
・中野酒造組合(税務署所在地ごとにエリア分けされた組合で長野酒造組合の下部組織)
弊社が加盟している中野酒造協会は、中野市4社・飯山市2社・山ノ内町1社の計7社で構成されています。
お酒の価格には酒税が含まれておりますので、酒税の管理のため税務署が直接の監督官庁になります。
長野県内10の税務署単位に10の酒造協会(支部)が組織されています。
酒イメージ 豊かな自然の恵みと日本人の知恵の結晶である清酒(日本酒)には、女性に特にうれしい肌の美白効果や保湿効果があります。これは清酒の原料である“米こうじ”に由来するアミノ酸や有機酸などの100種類もの有効成分の働きによるもので、実際に多くの化粧品に応用され市販されています。清酒(日本酒)には「抗菌化作用」があり、さまざまな病気を誘発する悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを高め、動脈硬化や心筋梗塞などの発症リスクを低下させてくれます。おいしく飲める適量の清酒は、体内で素晴らしい働きをしてくれます。
酒イメージ 日本酒はお米を発酵させ、それを搾ったまま飲む「国酒」です。日本酒には有機酸、アミノ酸、ビタミンなど微量成分が100種類以上含まれています。これが疫学的研究やがん細胞増殖抑制実験で、がんの発生率や死亡率を軽減するとの成果が発表されています。世界的に見ると日本人の飲酒率は高い方ですが、肝臓ガンでの死亡率は低くなっています。また肝臓ガン死亡には地域差があり、日本酒などの醸造酒を多く飲む地域では蒸留酒の消費量が多い地域に比べて肝ガンの死亡率が低いという地域特性があるそうです。
またアルコールには1gにつき約7kカロリーあり、これはどのお酒も同じです。日本酒は蒸留工程(アルコール分のみを取り出す操作)がない分、蒸留酒よりも少し多めに各種糖分が含まれていますが、1L当たりの総カロリー数では蒸留酒と極端な違いはありませんし、摂取カロリーは飲んだお酒に含まれるアルコールの量に比例しますので一概に日本酒だけがカロリーが高いとは言えません。お酒のカロリーよりも一緒に食べる物のカロリーの方が影響が大きいという報告もあります。日本酒には各種糖分が含まれていますので糖尿病の方に敬遠されがちですが、日本酒と糖尿病に直接的な関係はありません。日本酒には血糖値を下げるインスリン様の物質が含まれていることが発見されています。
日本酒と健康については日本酒造組合中央会のホームページにも詳しく掲載されています。
長野県では全国的にも有名な「美山錦」をはじめとして多くの酒米が栽培され、酒造りの根幹を担っています。また県内には多くの山脈があり、山肌を伝って流れる水は長い年月をかけて地上に姿を現します。各醸造元では質の高い清涼な水を水源に酒造りを行っています。これらの原料と冬季の寒冷な気候に恵まれた中で長野県の酒は造られます。米のうま味を活かした、綺麗で上品な酒が多いことも特徴の1つです。長野県には東洋一の規模と品質を誇るアルプス搗精工場(精米工場)があり、弊社では使用する米の全量をそこで精米しています。この存在が長野県清酒の品質向上に大きな役割を果たしています。
日本酒造組合中央会では1978年(昭和53年)以来、10月1日を「日本酒の日」に制定しました。酒という字は、「酉」(とり)に由来します。「酉」は古代中国の暦学から生まれた十二支の10番目であり、また「酉」の文字は、酒壷の形をあらわす象形文字で、酒を意味します。日本独自の文化から生まれた世界に誇る日本酒で今夜も乾杯! おいしいお酒の話:お酒の温度帯と味わい アルコール飲料はお料理の味を引き立て、食事をいっそう楽しくする名脇役です。 日本酒は冷やしても、常温でも、温めても楽しめる世界でも珍しいお酒です。 お燗は江戸時代中期以降一般的になり今日まで続いている日本の食文化です。 お燗をすることにより味や香り、コクなどの、旨味がより一層引き出されます。 アルコールは人肌程度の温かさで胃の中に入ったときに早く吸収されやすく、自分にあった適量飲酒量で楽しめます。 一方冷やしたお酒ではシャープな味わいになり雑味や甘味が抑えられスッキリとした飲み口となります。 ただし常温やお燗の酒にくらべて酔いのコントロールが難しく、飲みすぎてしまいがちです。 ご注意ください。 お酒の温度によって以下のような呼び方があります。 雪冷え・・・5℃以下 花冷え・・・10℃程度 涼冷え・・・15℃程度 日向燗・・・30℃程度 人肌燗・・・35℃程度 ぬる燗・・・40℃程度 上 燗・・・45℃程度 熱 燗・・・50℃程度 飛び切り燗・・・55℃以上 各温度で味と香りが微妙に変わります。それぞれのお酒に合った温度帯を探してみるのもお酒の楽しみのひとつです。
アスパラ 飯山は日本一のグリーンアスパラガスの産地です。このアスパラガスを丸ごと一本フライにし、熱々のところにチョッとソースをかけていただく。キリッと冷えた五年熟成純米吟醸古酒“ 澍(じゅ)”がとても合います。 “川は長野から流れゆく美しき水で醸すこの旨き酒” 今が旬の夏野菜と酒粕を使って一品。味噌の「きゅうりもみ」に“北光大吟醸酒粕”を少量加えると風味が一段とまろやかになり、いくらでもおいしくいただけます。もちろんよく冷えた生酒にぴったり合います。お試し下さい。 “酒粕”は酒のもろみを濾したとき(上槽といいます)に分離される固形物のことで、板状になっていることから別名“板粕”とも呼ばれています。この時期には鍋物、煮物、あま酒等に重宝する健康的な自然食品です。
水 “日本酒ときどき水”をキャッチフレーズに、「和らぎ水」が推奨されています。これは日本酒と冷たい水を交互に飲む飲み方です。水を飲むことによって、深酔いせず、料理やお酒のおいしさがいっそう引き立つようになります。楽しく健康的な新しい飲酒スタイルですので、日本酒を飲むときはぜひお試しください。
日本酒の歴史については、いつ頃から米を原料として酒を造るようになったかは定かではありません。文献によると平安時代中期(10世紀ごろ)にはすでに現代の酒とあまり変わらない製法でいろいろな酒が造られていたと記されています。 昔から酒造りは“、一こうじ(麹)、二もと(酛=酒母)、三つくり(造り)”といわれます。白米を蒸してこうじを造り、このこうじで蒸し米を糖化しながら酵母を培養して酒母を造り、さらに酒母に蒸し米・こうじ・水を三段で仕込み、もろみを造り上げます。 ことわざに「酒は百薬の長」があります。これは漢書のなかの『食貨志』にある「塩は食肴の将。酒は百薬の長、嘉会の好。鉄は田農の本。」からきています。すなわち、酒は最高の薬であるとともに嘉い会(祝宴等)に欠かせないものという意味です。 人間の体はアミノ酸が必要ですが、お酒の中で特に多くのアミノ酸を含むのは日本酒です。日本酒に含まれるアミノ酸は動脈硬化、心筋梗塞、肝硬変や健忘症など、多くの生活習慣病の予防に有効だと解明されています。 日本酒が生んだ世界に誇る文化と英知の結晶=日本酒(國酒)を今後もご愛飲願います。